JAバンク渉外担当者が交流 元気ネット20132013年7月16日
農林中央金庫は7月11日、東京・台場のホテル日航東京で第22回JA渉外担当者交流会(元気ネット2013)を開いた。JA渉外担当者128人を含む175人が参加した。
この交流会は、JA信用事業の渉外担当者同士の相互啓発・情報交換を通じたスキルの向上、ネットワークの構築をめざすもので、平成4年から毎年開催されている。全国で優秀な実績をあげている渉外担当者と信農連・農林中央金庫支店の職員などが一堂に会し、グループディスカッションなどを通じて自由な意見交換ができる貴重な場だ。
太田実常務理事はあいさつで、今後のJAバンクの事業環境について、「正組合の世代交代の本格化、リテール金融市場の縮小や低迷への局面転換に伴う他金融機関との競争激化など、環境は非常に厳しく、貯貸金や信用事業利益の縮小が懸念される」と述べ、こうした環境への対策として、平成25年度から始まった新3か年計画「JAバンク中期戦略」で大きな柱として掲げた?CS重視による利用者目線でのサービス提供の徹底?利用者目線の事業推進をJAバンク全体で徹底していく事業運営態勢の確立を成し遂げ、「正組合員中心の単品セールス」から、「利用者のライフイベントに応じた推進スタイル」への変革をめざしたいとした。そのためには、「第一線でJAと組合員、地域利用者とをつなぐ“顔”である渉外担当者の役割が大変重要」だとして、さらなる活躍を期待した。
その後、参加者同士は活発なグループディスカッションを行い、交流会2日目にはプロ野球のトレーニングコーチなどで知られるコンディショニング・コーチの立花龍司氏の記念講演が行われた。
(写真)
上:JA渉外担当128人、信農連・農林中央金庫支店職員47人の計175人が参加した
下:JAバンク渉外担当者への期待を述べる太田常務
(関連記事)
・JA貯金、1.7%の伸び 農林中央金庫(2013.07.01)
・経常利益881億円を確保 農林中金決算(2013.05.24)
・宮城で稲作営農再開支援 農林中金(2013.05.13)
・札幌市大通公園の花壇づくりに参加 農林中金(2013.05.07)
・25年度FRONT80助成事業を募集 農林中金(2013.04.25)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日