「ぐんまのスギ」製ベンチ 富岡製糸場に寄贈2015年2月3日
農林中央金庫はこのほど群馬県産材「ぐんまのスギ」で製作したベンチを世界文化遺産に登録された富岡製糸場に寄贈することにし、1月29日に寄贈式を行った。
農林中金は、社会貢献活動の一環として国産材の利用拡大支援を目的に地元産材を活用した木製品の公共施設への寄贈を全国で実施している。
今回寄贈したベンチは群馬県森林組合連合会が製作し、脚の部分は富岡製紙場の繰糸場の天井部を模したかたち(トラス構造)にした。一昨年に同じベンチを11基寄贈していたが、世界遺産登録後に来場者が大幅に増加したことから、改めて18基を寄贈することにしたもの。同製糸場を訪れる方々に愛用され、「ぐんまのスギ」の認知度向上や森林資源への関心を高めることが期待されている。 寄贈式では農林中央金庫の西澤肇・関東業務部長が「国内外から来場される多くのみなさまに群馬県産材の魅力をPRし、県産材の利用拡大、県内林業振興の一助となれば幸いです」などとあいさつした。
(写真)
上:脚の部分は三角形を基本単位としてその集合体で構成するトラス構造
下:左から群馬県森林組合連合会の八木原勇治代表理事副会長、富岡市の岩井賢太郎市長、農林中央金庫の西澤肇関東業務部長
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