当期純損益25億円 共栄火災2018年度決算2019年5月23日
共栄火災海上保険(株)は5月22日、2019(平成31)年3月期決算(2018年度決算)を発表した。
元受正味保険料は、賠償責任保険を中心とした新種保険の増加や、火災保険、地震保険の増加等により、対前年同期比で19億円の増収となった。しかしながら正味収入保険料は、自然災害の再保険回収に伴う追加の再保険料の支払などにより対前年同期比19億円減収の1618億円となった。
正味支払保険金(損害調査費を含む)は、自然災害の支払が増加したことなどから、対前年同期比121億円増加の1107億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比で144億円減少し、マイナス90億円となったが、異常危険準備金の取り崩しなどにより、損益への影響は限定的となった。
一方で、今後の自然災害の発生に備え、異常危険準備金の追加積立を実施したため、保険引受損益はマイナス106億円となった。
資産運用損益は、有価証券売却損益の増加などから、対前年同期比で92億円増加し149億円となっている。
以上の結果、最終の当期純損益は、対前年同期比でマイナス11億円減益の25億27百万円となった。
なお、ソルベンシー・マージン比率は、当期純利益を確保したものの、借入金の返済や有価証券含み益が減少したことなどから、929.6%(対前年度末比38.5ポイント減少)となった。この比率は200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」と評価される。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(168)食料・農業・農村基本計画(10)世界の食料需給のひっ迫2025年11月15日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(85)炭酸水素塩【防除学習帖】第324回2025年11月15日 -
農薬の正しい使い方(58)害虫防除の考え方【今さら聞けない営農情報】第324回2025年11月15日 -
【地域を診る】「地方創生」が見当たらない?! 新首相の所信表明 「国」栄えて山河枯れる 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年11月14日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメを守るということは、文化と共同体、そして国の独立を守ること2025年11月14日 -
(461)小麦・コメ・トウモロコシの覇権争い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月14日 -
根本凪が農福連携の現場で制作「藍染手ぬぐい」数量限定で販売 JAタウン2025年11月14日 -
北陸初出店「みのる食堂 金沢フォーラス店」29日に新規オープン JA全農2025年11月14日 -
農協牛乳を使ったオリジナルカクテル「ミルクカクテルフェア」日比谷Barで開催2025年11月14日 -
宮城県産米の魅力を発信「#Teamみやぎ米キャンペーン」開催 JAグループ宮城2025年11月14日 -
農林中金とSBI新生銀行が業務提携へ 基本合意書を締結2025年11月14日 -
創立60周年となる通常総会開催 全農薬2025年11月14日 -
米による「農業リサイクルループ」を拡大 JR東日本グループ2025年11月14日 -
食と農をつなぐアワード「食品アクセスの確保」部門で農水大臣賞 セカンドハーベスト・ジャパン2025年11月14日 -
「有機農業の日/オーガニックデイ」記念イベント開催 次代の農と食をつくる会2025年11月14日 -
「11月29日はノウフクの日」記念イベント開催 日本農福連携協会2025年11月14日 -
スマート農業で野菜のサプライチェーンを考える 鳥取大で12月19日にセミナー開催 北大スマート農業教育拠点2025年11月14日 -
農泊・農村ツーリズム「農たび・北海道ネットワーク研修会」開催2025年11月14日 -
農地のGHG排出量を推定・算出 営農改善を支援する技術で特許を取得 サグリ2025年11月14日 -
農機具王 農業インフルエンサー「米助」と協業開始 リンク2025年11月14日


































