西南暖地「平年並み」25年産米早期栽培2013年7月29日
農林水産省は7月26日、25年産水稲の西南暖地の作柄概況を公表した。
高知県、宮崎県、鹿児島県の早期栽培の作柄は、4月中旬から5月上旬の低温で分げつが抑えられ、「全もみ数」がやや少ないと見込まれている。ただ、出穂期以降おおむね天候に恵まれ、登熟は各県とも「やや良」で順調に推移しており、作柄は「平年並み」が見込まれる。
沖縄県の第一期稲の作柄は、3月下旬から5月中旬の日照不足、4月から5月中旬の低温の影響などで「不良」が見込まれる。
西南暖地の早期栽培米の収穫量は24年産では以下のとおり。
▽高知県 3万5400t(早期栽培が占める割合61%)
▽宮崎県 3万7500t(同42%)
▽鹿児島県 2万3200t(同21%)
▽沖縄県 2140t(同87%)
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