全国作況102の「やや良」 米穀データバンク2014年8月8日
米穀データバンクは8月6日、26年産米の収穫予想(7月31日現在)を発表した。
同社によると全国的な生育はおおむね順調で全国の作況指数は102の「やや良」になると予想した。
地帯別の作況指数は北海道105、関東・東海・近畿102、北陸103、中国、四国、九州は99?101の「平年並み」、沖縄が91の「不良」と予想した。
作付け面積の推計は水稲148万2000ha、陸稲1000ha強としている。作況と作付け面積推計から主食用米の予想収穫量は802万tで生産目標数量765万tを37万t上回ると見込んだ。
6月末の民間在庫量は222万tで予想収穫量を加えると主食用米の供給量は1024万tの見込みとなる。農水省の需要見通し(26年7月?27年6月)778万tを差し引くと来年6月末の在庫は246万tが見込まれる。同社は「過剰」と予想している。
(資料は米穀データバンク作成)
(関連記事)
・販売農家の米販売量、前年比3.2%増 農水省 (14.07.30)
・米の民間在庫190万t 6月末 (14.07.30)
・販売農家の米在庫量、前年より3%増 (14.07.30)
・米の早期栽培 作柄は「平年並み」(2014.07.28)
・需要の見極めが課題 米をめぐる情勢(2014.07.09)
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