簡単炊飯で美味しい「金芽ロウカット玄米」を発売2015年3月24日
東洋ライス(株)は3月23日、第一ホテル東京において、玄米食の概念を変える画期的な「金芽ロウカット玄米」を発表した。
東洋ライスが開発した「金芽ロウカット玄米」(特許出願中)は、水に1時間程度漬けておくだけで、普通の炊飯釜で炊飯でき、白米と同様に美味しく食べることができる画期的な玄米だ。発表会同日の3月23日より、販売を開始した。
稲の種子である玄米は、生育条件が整うまで吸水発芽しないように、表面が防水性の高い蝋(ロウ)層で覆われている。同社は、この蝋層を均等の厚みで除去(カット)する特殊な機械を開発し、玄米の豊富な栄養成分はそのまま残し、炊きやすく美味しい玄米に仕上げた。
(写真)
新しい玄米を説明する雑賀社長
「金芽ロウカット玄米」は無洗米であり、炊き増えすることから、米量が約20%少なくても白米と同量のご飯ができる。つまりコストと摂取カロリーが抑えられるということだ。
発表会の冒頭、雑賀慶二社長は「金芽ロウカット玄米」が持っている5つの優れた特長を挙げた。
1.白米のように食べやすい
2.玄米と同等に栄養価が高い
3.簡単に炊ける
4.消化性に優れている
5.健康効果が期待出来る
開発のコンセプトについては、「金芽米」や「金芽ロウカット玄米」の開発により「単なるコメから、(薬機能をもち、しかも美味なコメ)として海外のコメとの差別化を図り、我が国の農業の発展と水田を護っていく。また2人に1人は糖尿病かその予備軍と言われている異常性をただし、このままでは国の財政が破綻を招きかねない我が国の医療費の削減にも寄与したい」と、水田を護り健康な生活に寄与していくことを強調した。
「金芽ロウカット玄米」は当初、東洋ライスのホームページで通信販売される。価格は4kg(2kg×2袋)で2480円(税、送料込)。順次、生協などをはじめ販売網を拡大し、業務用も展開していく。初年度は生産量1万トンを見込んでいる。
(写真)
中:「金芽ロウカット玄米」を試食
下:「金芽ロウカット玄米」商品写真
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