米の需給見通し 依然ひっ迫感 米穀機構2025年4月7日
米穀機構は4月4日、取引関係者の米の需給や価格水準についての判断に関する3月の調査結果を公表した。
主食用米の需給動向について現状判断DIは前月から3ポイント減の「86」だったが、依然として需給が締まっているとの見方が強い。
向こう3か月の見通し判断DIは前月より1ポイント増の「73」と横ばいで推移し、今後も需給は締まるという見方が依然多い。
米価水準の現状判断DIは前月から1ポイント減の「94」で横ばい。依然として米価水準は高いという見方が強い。
向こう3か月の見通し判断DIは前月から1ポイント増の「55」と横ばいとなった。2月は「77」から23ポイント減少して「54」となり、米価水準が低くなるとの見方が強まったが、足踏みとなったのは備蓄米の放出を行ったものの、まだ本格的に市場には出回っておらず、価格、需給への影響が不透明なためとも考えられる。
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