注目の精米ニーズに応える「コイン精米機」全国で設置拡大 タイワ精機2025年6月4日
米の品薄や価格高騰による"令和の米騒動"を機に、玄米を直接購入し、自宅やコイン精米機で精米するスタイルが消費者に広がる中、精米機専門メーカーのタイワ精機(富山県富山市)が開発した新型コイン精米機の導入が全国で拡大している。
タイワ精機の「うまみ精米所」
タイワ精機のコイン精米機は、今年で発売から30周年を迎え、現在は全国で約2000台が稼働している。2023年12月には新型5馬力モデルを発売。また、2024年8月に発売された10馬力モデルは、業界で初めて米本来の"うまみ"を引き出す最新機能を搭載し、全国各地で設置・導入が進んでいる。
図1:コイン精米機の9月~11月売上
これまでは、スーパーで白米を購入するのが一般的だった米の買い方に変化が生まれており、縁故米や生産者との直接取引による玄米の購入が拡大。消費者自身が精米して楽しむスタイルが浸透し始めており、実際にコイン精米機の利用者も前年比120%と増加している(図1:同社調べ)。
直近の5月の売上は前年比140%を記録し、随意契約備蓄米が各地で販売が始まるなか、精米への関心が高まっている。消費者自身が精米することで、ぶづきから白米まで、自分好みに米を仕上げられる「精米」は、ただの工程ではなく"お米を楽しむための重要なコンテンツ"として注目されている。
タイワ精機の精米機は、独自技術により精米時の発熱を抑制する低温精米で、米本来の風味と香りを損なわずに仕上られる。また、新しい精米方式の『うまみ精米』は、"うまみ層"を残して標準精米よりも米本来の豊かな味わいを実現する「うまみ白米」と、玄米の栄養はそのままに、やさしい口当たりで食べやすい「うまみ玄米」の2種類から選ぶことができる。
さらに、お米をやさしく精米するため、砕米の発生を抑え、粒立ちの良い、口当たりとのど越しの良いご飯に炊き上がる。
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