米文化伝える恒例の「お田植え祭」開催 早乙女と田植え体験も 岡山県2025年6月5日
岡山県は6月8日、特別名勝の岡山後楽園(岡山市)で60年以上続く恒例行事「お田植え祭」を開催。早乙女と一緒に一般の参加者も田植えを体験できる。
早乙女に混じって子どもたちも田植えを体験(左)と花笠を被った女性が一列に揃って田植え
「お田植え祭」は、1962(昭和37)年から続く、岡山藩主ゆかりの伝統行事で、岡山後楽園内にある4区画約500平方メートルの井田で行われる。太鼓田植え保存会が水田のそばで田植え踊りを披露し、「さげ」と呼ばれる男衆の太鼓と歌に合わせ、早乙女たちが紺のかすりに菅笠姿で苗を一束ずつ植えていく。
当日は、午前の部で「哲西はやし田植え保存会」が田植え踊りと太鼓田植えを実演。また、午後の部では「神代郷土民謡保存会」が田植え踊りと太鼓田植えを披露する。午前の部・午後の部とも、保存会による太鼓田植えの実演の中で、一般の参加者も早乙女と一緒に田植えを体験できる。
◎開催概要
日時:6月8日 午前の部(11時~12時)/午後の部(13時~14時)
場所:岡山後楽園内 井田(岡山県岡山市北区後楽園1-5)
<田植え体験>
定員:各回とも先着30人
対象:小学生以上
参加方法:当日会場で受付
体験時間:午前の部 11時30分~12時(受付11時~)、午後の部 13時30分~14時(受付13時~)※定員に達し次第締切
参加費:無料
重要な記事
最新の記事
-
小泉農相 米の緊急輸入は「否定されるべきではない」2025年6月7日
-
シンとんぼ(145)-改正食料・農業・農村基本法(31)-2025年6月7日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(62)【防除学習帖】第301回2025年6月7日
-
農薬の正しい使い方(35)【今さら聞けない営農情報】第301回2025年6月7日
-
【注意報】さとうきびに黒穂病 多良間島で多発のおそれ 沖縄県2025年6月6日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 久米島で多発のおそれ 沖縄県2025年6月6日
-
備蓄米なくなれば米の緊急輸入も 小泉農相表明2025年6月6日
-
全農 備蓄米 出荷済数量7割に 6月5日現在2025年6月6日
-
米価 「下がる見通し」判断増えず 米穀機構2025年6月6日
-
【動き始めたバイオスティミュラント】農水省がガイドラインを公表 今後は業界の自主的なルール作りと適切な運用が課題に2025年6月6日
-
米の自給守り抜く瀬戸際 農家への所得補償を 国会内で緊急集会2025年6月6日
-
供給過剰なら備蓄米確保を JA全中 山野会長2025年6月6日
-
【'25新組合長に聞く】JA馬路村(高知) 長野桃太氏(3/26就任) 「村興し」のその先へ2025年6月6日
-
【統計】りんごの収穫量 前年産比1%増 農水省2025年6月6日
-
【統計】みかんの収穫量 前年産比18%減 農水省2025年6月6日
-
(438)食と金融における「余白」と「ゆらぎ」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月6日
-
【JA人事】JAひがし宗谷(北海道)佐藤裕司組合長を再任(5月16日)2025年6月6日
-
大手農機メーカーの大型作業機が集結 JAグループ宮城の「営農支援フェア2025」2025年6月6日
-
若手農業従事者90人に聞いた「農作業と熱中症に関する実態調査」草刈り、薬剤散布は特に注意2025年6月6日
-
タイの研究開発拠点を拡張 現地ニーズを反映した製品開発を加速 クボタ2025年6月6日