ロボット稲作から生まれた米粉「雷粉」販路拡大 テムザック2025年7月31日
株式会社テムザックは7月25日、ロボット耕作米の米粉「雷粉(らいこ)」の新たな販売チャンネルとして、宮崎県延岡市の道の駅「北川はゆま」「北浦」「北方よっちみろ屋」の3店舗で販売を始めた。
米粉の「雷粉」
「雷粉」は、「耕作放棄地拡大を食い止めたい」という思いで始まった"WORKROID農業"によって生まれた米粉で宮崎県延岡市で収穫された「ミズホチカラ」をこだわりの製法で米粉にしたもの。耕作放棄が懸念される小規模圃場や不整形地でロボットを使い、手間を最小限にすることで、稲作を維持する仕組みづくりを進めている。
雷粉の販売は2024年12月に始まり、延岡市のふるさと納税の返礼品としても採用。2025年7月9日からは、京都の米粉スイーツ専門店「BEIKA」で、「雷粉(500g)」、「雷粉のスモアクッキー」を販売するほか、パウンドケーキ&クッキーのお店「イグレック」では、雷粉を使った「米粉ミニサブレ」等などを販売している。
米の消費量は年々減少する一方、「米粉」はパン・ケーキ・麺類など小麦粉の代用品として多用途に使える上、健康志向の高まり、輸入小麦の価格高騰などを受けて近年需要が増加傾向にある。テムザックは、省力化農業の推進に取り組み、ロボット稲作という新しい省力化農業を確立させるとともに、米粉の魅力を発信し米粉の需要拡大・食料安全保障への貢献、持続可能な農業の実現を目指す。
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