成牛枝肉価格、平年比15%高 1月の食肉流通2014年3月3日
農水省は2月28日、平成26年1月分の食肉流通統計を発表した。豚、牛ともに、卸売価格は前年同月に比べて10%以上高い価格で推移している。
【豚】
全国のと畜頭数は1457万4099頭で前年同月に比べて0.4%増えたが、前月比では6.3%減った。
枝肉生産量は11万5019tで前年同月比1%増だった。
主要卸売市場(※)の取引頭数は7万3716頭で同4.8%増だった。全国平均の1kgあたり卸売価格は463円で同15.8%高く、平年比でも9.7%高かった。卸売価格は、東京では463円、大阪では481円だった。

【牛】
全国のと畜頭数は8万6120頭で前年同月に比べて3%減、前月比では23.6%減だった。と畜頭数は6カ月連続で前年同月比減で推移している。
枝肉生産量は3万7089tで前年同月比3%減だった。
主要卸売市場の取引頭数は4095頭で同11%減、前月比では31.8%減だった。全国平均の1kgあたり卸売価格は1122円で同11.3%高かった。平年比でも14.8%高くなっている。

(※ 主要卸売市場とは、全国の10中央卸売市場と18指定市場を指す)
(関連記事)
・青色申告と第三者継承の手引書 中央畜産会(2014.02.13)
・総計100人国産畜産物をプレゼント JA全中(2014.01.31)
・4県5200頭以上死亡 豚の下痢、被害広がる(14.01.29)
・【畜産総合対策部】JA全農の食肉輸出・海外レストラン展開 「全農和牛」を世界に販売 (14.01.16)
・【畜産生産部】JA全農の畜産事業 アルゼンチン農協連合会と事業提携50周年 (14.01.14)
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































