畜産経営の管理技術 8事例が受賞2014年4月1日
中央畜産会は3月26日、東京都内で全国優良畜産経営管理技術発表会を開き、25年度の表彰を行った。
この発表会は、特色があり優れた経営実績を収めている畜産経営者を讃え、その取り組みを広く紹介することが目的。
今年は、北海道足寄郡で酪農を営む村山昭雄・裕子さんら8件が表彰を受け、その取り組みを発表した。
◇
今年度受賞した8事例と発表テーマは次の通り(敬称略)。
○最優秀賞(農林水産大臣賞・中央畜産会長賞)
▽「苦農から酪農(楽農)への道のり―酪農歴50年を目指して―」村山昭雄・裕子(北海道・酪農)
▽「水田活用で広がるドリームファームの?『常陸牛』率100%の一貫経営?」佐藤宏也・博子(茨城県常総市・肉用牛(一貫))
▽「自分の肥育素牛は、自分で造る。肥育経営から始める、和牛繁殖・肥育一貫経営」向靖弘(広島県神石郡・肉用牛(一貫))
▽「人・鶏・環境にやさしい経営による地域農業の活性化を目指して」(有)鈴木養鶏場(大分県速見郡・採卵鶏)
○優秀賞(農林水産省生産局長賞・中央畜産会長賞)
▽「植生改善で乳量アップ―既存経年チモシー牧草地へのペレニアルライグラス追播による植生改善―」村田一浩・美幸(北海道広尾郡・酪農)
▽「?耕畜連携による粗飼料生産が経営改善の糸口になる?」佐藤弘(秋田県雄勝郡・肉用牛(繁殖))
▽「カドワキ流一貫経営 4本の矢で父の遺志を受け継ぐ6次化への道」(有)三重カドワキ牧場(三重県四日市市・肉用牛(肥育))
▽「環境問題に取り組みながらHACCPを取り入れた、私の養豚経営」(有)中村ファーム(長野県千曲市・養豚)
(関連記事)
・飼料用米で育てた畜産物 9割が購入希望(2014.03.31)
・酪農家の全国調査を実施 中央酪農会議(2014.03.27)
・畜産・酪農も基本方針見直し-農水省(2014.02.19)
・青色申告と第三者継承の手引書 中央畜産会(2014.02.13)
・TPPで畜産は壊滅的打撃 中央畜産会(2013.03.27)
重要な記事
最新の記事
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日
-
「越後姫」食育出前授業を開催 JA全農にいがた2025年5月1日
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日
-
「Hiroshima FOOD BATON」食のイノベーションに挑戦する事業者を募集 広島県2025年5月1日
-
「良き仲間」恵まれ感謝 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日