おなかに優しい牛乳「A2ミルク」アグリフードEXPO東京2023に出展2023年8月23日
(一社)日本A2ミルク協会(北海道富良野市会)は8月23日~24日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催の「アグリフードEXPO東京2023」出展。"おなかに優しい牛乳"として注目の「A2ミルク」を伝える機会として、ブースでは「A2ミルク」を試飲できるコーナーなどを設ける。
牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする要因とされるるのが、タンパク質「ベータカゼイン」。このタンパク質を持つ牛の遺伝子は、A1型とA2型の2つのタイプがあり、A1型の遺伝子が消化不良を起こすとされている。「A2ミルク」は、この乳中の「ベータカゼイン」がA2型のみであることが特徴となる。
A1型とA2型の違いは、中に含まれる209個のアミノ酸連鎖の67番目のポジションがA2の場合「プロリン」、A1の場合は「ヒスチジン」で、この違いが消化過程において違いを生む。昨今の研究成果により、この違いが様々な箇所に作用し、体質によっては継続的な摂取による自己免疫疾患などを引き起こす原因物質となることが示唆されている。また、乳糖不耐症状が緩和されることが明らかになった。
今回の出展について、日本A2ミルク協会の藤井雄一郎代表理事は、「消費者の健康志向が高まる昨今、A2ミルクによって牛乳に対する新たな付加価値を生み出していくことが重要。出展を通じて、さらにより多くの方にA2ミルクを知っていただく機会となれば」と話している。
会場ではA2ミルクに関する展示や最新情報を提供。また、A2ミルクに関する情報をまとめたパンフレットの配布や試飲コーナーも用意している。
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