JAが全力で被災地域支援-全中がコメント2016年4月19日
JA全中は4月18日、「平成28年熊本地震」に関するJAグループのコメントを発表した。
コメントはJA全中の奥野会長名で以下の内容。
◇ ◇
4月14日以降、熊本県を中心に発生した地震により、被災された皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
現在、被災地のJAでは、被災され避難等をされている農家組合員をはじめとする地域の皆様への支援を全力で行っております。また、田畑や畜舎の損壊や農道の破損などの農業被害の確認に取り組んでおります。
JAグループは、4月15日に対策本部を立ち上げ、本会職員を現地へ派遣し、情報収集と具体的な支援の検討をすすめております。
今後は、募金活動をはじめとして、被災地の状況や要望に応じて、JAグループを挙げて取り組んでまいります。被災地の一日も早い復旧を祈念申し上げます。
平成28年4月18日
全国農業協同組合中央会・会長 奥野長衛
◇ ◇
JA全中によると熊本地震対策中央本部は18日もJAグループ全国機関の常勤役員で構成する幹事会を開き情報収集と今後の対応を検討した。
発表されたJAグループのコメントにもあるように、JA全中からJA熊本県中央会に職員2名を派遣するとともに、今後はボランティア、JAグループ支援隊などの派遣も検討するほか、現地のニーズを把握して物資の支援、災害支援募金の実施、全国連による見舞金などを検討していくという。
(熊本地震の関連記事)
・農業施設に被害-熊本地震 (16.04.19)
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