自己改革、12月までに仕上げを 中家JA全中会長2018年1月18日
JA全中の中家徹会長は1月17日の定例記者会見で「今年最大の目標は自己改革の完遂」と話し、12月までの実現を目標に掲げた。
政府の農協改革集中推進期間は平成31年5月までとなっているが、中家会長は「可能な限り前倒しして、今年12月までに仕上げたいという気持ちを持って取り組みたい」と話した。
そのために中家会長は「どこへでも出かけていって取り組みを支援したい」と話すとともに、各JAは日々の業務のなかで組合員に自己改革に取組んでいることを伝える努力をすることや、広報誌などでも自己改革について「見える化」することが大切だと強調した。
また、45道府県で30年産米の生産数量の目安が公表されたことについては「米の需給と価格の安定が最優先。各再生協の取り組みはありがたい」と再生協の取り組みを評価し、全国段階組織(全国農業再生機構)での需給調整に向けた取り組みについては、「再度協議していきたい」と述べた。
(関連記事)
・「中間総括」農協改革はどこまで進んだか【福間莞爾・元協同組合経営研究所理事長】(18.01.11)
・30年産米の都道府県方針一覧表作成へ 農水省(18.01.10)
・予算案にみる「生産調整見直し」(18.01.07)
・ピンチをチャンスに変える年に!自己改革の完遂へ(18.01.04)
・予約積上げで肥料価格最大3割引下げ実現(17.12.13)
・30年産米生産量 全国735万t(17.12.08)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































