【8月31日はやさいの日】消費者の選ぶ1位野菜は? JA全中調査2018年8月31日
JA全中は8月31日の「やさいの日」にちなみ、日本人の野菜事情に関するアンケート調査をJAグループの特設サイト「Yes!農cafe」で実施した。テーマは▽消費者が選ぶ季節ごとの好きな野菜、▽普段から野菜を食べるように心がけているか、の2つ。(写真はイメージ)
春はキャベツ(春キャベツ)が38.0%で男女、年代、地域のいずれも断トツのトップとなった。2位はタケノコで16.1%。北海道・東北地域では他地域にくらべるとアスパラガスに人気が高く、1位のキャベツ(30.5%)と僅差で2位(27.8%)となっている。
職業別では農林水産鉱業者ではキャベツが43.7%と支持率が高く、タケノコ(4.2%)、タマネギ(2.8%)は低い。
夏はトマトで春のキャベツと同様、男女、年代、地域のいずれもトップで40.0%だった。ただ、女性40代以上では半数近くから支持されているが、男性50代以下では3割以下と開きがあった。
地域別には中国・四国で人気が高く半数近くが支持した。
2位はナスで26.5%。3位はキュウリで26.1%となった。ナスは女性の人気が高く、キュウリは男女とも60代以上からの回答が50代以下にくらべて高くなった。農林水産鉱業者ではナスが33.8%とトマト(36.6%)と僅差で並んだ。
秋はサツマイモで27.9%だった。30代以下の女性から4割支持されたが、40代以上ではナスが1位に。男性でも40代以上ではナスが1位となった。その結果、夏に続き、ナス(秋ナス)は23.1%で2位となった。3位はカボチャで11.8%だった。
農林水産鉱業者ではサツマイモやキノコの支持率が低く、ナスが26.8%で1位を獲得している。
冬はハクサイで43.6%。2位はダイコンで30.8%だった。男女、年代、地域のいずれもハクサイとダイコンでワンツーフィニッシュとなった。3位はネギ、カボチャがいずれも5.7%だった。
普段から野菜を食べるように心がけているとの回答は全体の集計結果では95%を占めた。男女とも若い年代は若干低く、女性20代以下は92%、男性20代以下では88%だった。
野菜を食べるように心がけている理由は「健康のため、身体にいい」が43%でトップ。次いで「野菜が好きだから、おいしいから」が19%だった。
逆に野菜を食べない理由でもっとも多かったのは「野菜が好きではない」で16%だった。関東・近畿といった大都市圏では20%を上回った。そのほかの理由では「野菜は高い」9%、「面倒、手間がかかる」、「毎日摂るのは難しい」各6%などがあった。
調査は5月から7月に実施し8675件の有効回答があった。
(関連記事)
・「エスニックの日」にパクチーサラダ販売開始(18.05.25)
・今年最も食べられた野菜は「たまねぎ」 タキイ種苗(17.12.15)
・白菜もサラダで。サラダパックにみる冬野菜の新トレンド(17.11.07)
・好きな野菜7年連続で1位「トマト」 タキイ種苗(15.09.01)
・冬至にカボチャ タキイ交配「えびす」が50周年(14.12.16)
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































