SDGsなどを学ぶ 全国のJAフレッシュミズが交流2018年11月5日
JA女性全国女性組織協議会は10月30、31日の両日、東京・大手町のJAビルで第22回JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会を開いた。全国から約100人が参加し、作文コンクール入賞者による作品発表やグループワークなどを行った。
今年の作文コンクールのテーマは「フレミズ活動"わたしの一歩"。最優秀賞の熊本県JA阿蘇女性部高森支部フレッシュミズの工藤寿恵さんは「出会いに感謝、そして挑戦」。フレッシュミズの仲間とともに、老人福祉施設のデイサービスを通じ、誰かの役に立っていることを確信できた喜びを述べた。優秀賞の北海道JAひがし宗谷女性部フレッシュミズの大石菜央さんはUターンで酪農家に嫁ぎ、そこで出会ったフレミズの仲間や牛とともに成長していったことを話した。
同じく優秀賞の和歌山県JAわかやま女性会フレッシュミズはるかの大道浩実さんは、フレミズの活動について、自分たちのやりたいことをみんなで決めて活動できることがすばらしい」と、フレミズの自由な雰囲気のよさを強調した。
今回の交流会では国連が取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)が主要なテーマになった。SDGsで掲げられた17の具体的目標をもとに、それを達成するためにはどうするかについて、必要な要素のカードをやりとりするゲーム感覚で意見交換した。
2日目はJA自己改革の取り組み、「持続可能な食と地域づくり」に向けたJAグループの基本的な考え方等について学んだ。
(写真)ゲームでSDGsを学ぶフレッシュミズ
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