女性のJA参画 着実に推進-JA全中2019年1月11日
JA全中は1月10日、女性のJA運営参画の状況についての調査結果を公表した。正組合員比率、総代比率、女性理事等の役員数の3目標すべてが前年度にくらべて伸びており、女性参画が着実に推進していることが分かった。
第27回JA全国大会決議(平成27年10月)で掲げた女性参画目標は▽正組合比率25%以上、▽総代比率10%以上、▽女性理事等2名以上の3つ。
JA全中がとりまとめた30年の状況は▽正組合比率21.87%(前年比0.49ポイント増)、▽総代比率9.0%(同0.3ポイント増)、▽女性理事等1374人(同0.3ポイント増、1JA当たり2.13人)となった。
正組合員比率目標の25%以上を達成したJAは646JAのうち180JA、28%となっている。総代比率目標の10%以上を達成したJAは総代会制度を導入している525JAのうち219JA、42%となっている。
理事等の目標2名以上を達成しているJAは646JAのうち494JA、77%となっている。全役員に占める女性役員の比率は8.0%で0.3ポイント増えた。また、役員から監事を除いた役員比率は9.3%となる。
3目標すべてを達成した「三冠JA」は89JAで全体の17.0%となった。
第28回JA全国大会議案(30年11月)ではこれまでの目標を引き上げ「正組合員30%以上、総代15%以上、理事等15%以上」とし、その達成に向けて取り組みことを提起しており、今後はJA経営トップ層の集まる会議等で、女性参画の進んでいる事例などをもとに理解を促進する取り組みなども進める。
(関連記事)
・SDGsと農業女子の可能性を考える 第7回農業女子プロジェクト推進会議(18.11.05)
・仲間を増やし、さらなる前進誓う JA全国女性協が第68回通常総会(18.05.18)
・女性総代は人財の宝庫(18.04.04)
重要な記事
最新の記事
-
頑張らずに美味しい一品「そのまま使える便利なたまご」新発売 JA全農たまご2025年9月8日
-
全国の旬のぶどうを食べ比べ「国産ぶどうフェア」12日から開催 JA全農2025年9月8日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道で「スイートコーン味来」を収穫 JAタウン2025年9月8日
-
山形県産白桃が1週間限定セール実施中「ジェイエイてんどうフーズ」で JAタウン2025年9月8日
-
温室効果ガス削減効果を高めたダイズ・根粒菌共生系を開発 農研機構など研究グループ2025年9月8日
-
果樹生産者向け農薬製品の新たな供給契約 日本農薬と締結 BASF2025年9月8日
-
農業現場で環境制御ソリューションに取組「プランツラボラトリー」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年9月8日
-
道民のポテチ「じゃがいも道 ほたてと昆布の旨しお味」北海道限定発売 カルビー2025年9月8日
-
神奈川県と協同 脱炭素 物流資材回収で毎週最大5ポイント パルシステム神奈川2025年9月8日
-
商品の箱詰めにチャレンジ 10月「おしごと体験」は4日と13日 パルシステム2025年9月8日
-
次世代型のホームセンターへ「カインズ 吉川美南店」2025年冬オープン2025年9月8日
-
コープみらい奨学生をミュージカル『四月は君の嘘』に招待 コープデリ2025年9月8日
-
コーヒーに合う大人の味わい「こつぶっこ ビターキャラメル風味」新発売 亀田製菓2025年9月8日
-
「惣菜管理士」2025年合格者は2772人 日本惣菜協会2025年9月8日
-
スマホを向けるだけ 日本初「牛の体重推定」アプリを開発 丸紅2025年9月8日
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日