JA共済マルシェに174人 被災地農家を食べて支援2020年8月21日
「都会のど真ん中で新鮮野菜市!」――JA共済連は8月20日、東京都千代田区平河町にあるJA共済ビルのエントランスで「JA共済マルシェ」を開催した。旬を迎えた今が食べごろの野菜や果物を、関東甲信越地方の産地から直送して並べた今回、いつもより短時間開催だったにもかかわらず、近隣住民などを中心とする174人が買い物を楽しんだ。
JA共済ビルのエントランスで開催されている「JA共済マルシェ」
平成28年度にスタートした取り組みで、今回がちょうど10回目。令和元年台風15・19号で大きな被害にあった関東甲信越地方の農家を支援する目的が込められている。
今回、現地から取り寄せた商品は、山梨からは桃やキュウリ、パプリカ大玉など7種、千葉からは落花生(郷の香)やぶどう、オクラなど5種、神奈川からは枝豆やブルーベリーなど3種、埼玉からは小松菜と青梗菜の2種等々となっている。
当日は、マルシェのオープン前からこの日を楽しみにして来た人たちの列ができ、コロナの影響を極力避けようと、いつもより1時間ほど短い開催だったにもかかわらず、近隣住民を中心に174人もの人々が買い物を楽しんだ。
この日を待ち焦がれていたという母娘に聞くと、「大体いつも来ているし、今回もチラシを見て開催を待っていた。こんな都会の真ん中で地方の野菜が食べられるなんて素敵でしょ!」と応じ、2人で連れ立ってマルシェを訪れた近隣のOLは、「地方の新鮮な野菜と聞いただけでソワソワする。ついつい足を運びたくなった」などと語ってくれた。
小学生の男の子とともに私服姿でやってきたリモート勤務中だという男性は、「なかなか遠くに連れて行けないご時世ですし、地方の気分を味わえるこういった取り組みは本当に助かる」と話し、その脇で父の手を握っていた男の子は、買い物かごの中にある自分で選んだブルーベリーをニコニコと見つめていた。
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