衛生管理の徹底をさらに強化 全国農協CE協総代会開催2021年6月7日
全国農協カントリーエレベーター協議会（会長：御子柴茂樹ＪＡ上伊那代表理事組合長）は6月2日、第49回総代会を書面で開催した。
事故防止運動を展開するいちいカントリーエレベーター（新潟県）
令和2年度事業報告、収支決算と令和3年度事業計画、収支予算など議案はすべて承認された。
令和3年度事業計画では、カントリーエレベーター（CE）の運営改善および品質事故防止に取り組むとともに、3年に1度実施している「運営実態調査」を行い、8月からの調査開始を予定している。
衛生管理に向けた取り組みでは、改正食品衛生法が6月に完全施行され、これまで以上に衛生面の強化が求められていることから、（公財）農業倉庫基金、ＪＡ全中、ＪＡ全農などと連携し、ＪＡグループで作成した衛生管理マニュアルを活用した一般衛生管理計画の策定を推進する。
このほか、各種研修会での衛生管理に関する専門家などの講演や、ＪＡ全農や農倉基金など関係機関と連携した施設巡回を実施するとした。
CEに関する十分な技術・知識を持ち、施設の適切な運営管理や品質事故の防止につなげることを目的に、2年に1度開催される「上級オペレーター認定試験」は来年1月末の実施を予定している。
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