【第67回JA全国女性大会】JA女性 想いを一つに かなえよう 第67回大会を開催2022年1月19日
JA全国女性組織協議会は1月19日、東京・大手町のAgVenture LabでJA全国女性協創立70周年記念 第67回JA全国女性大会を開いた。
主催者あいさつをするJA全国女性協の洞口会長
大会はオンラインで全国に配信、1370人が参加した。
洞口ひろみ会長は「コロナ禍でも活動を工夫し光を消すことなく前進してきた。食と農を守る取り組みは人の命に直結している。これからの日本を背負う子どもたちの未来を支えるために必要な活動」と地域で食と農を守り、食品ロス削減や子ども食堂運営などJA女性組織の地道な活動は、国連が掲げるSDGs達成に向かった活動であることなど意義を強調した。
今後の活動も制限が余儀されるなか「支店単位での活動強化に取り組んでほしい」と述べるともに、女性組織の部員が減少するなか、次世代を担うフレッシュミズの新しいアイデアを取り上げることや、ウェブを活用することなどを提唱し「前向きな活動でJA女性組織の未来に新しい風を吹かせましょう」と呼びかけた。
来賓のJA全中・中家徹会長は「できることから取り組もう、という女性組織の活躍を対外的にも発信する好機。これからも国消国産の実践者としての取り組み」を期待を寄せた。また、JAへの女性参画については「理事数など数値目標を達成することが目標ではなく、女性の感性を活かした事業を展開すること。JAトップが女性に活躍してもらおうと意識を変えることが必要」と指摘するとともに、「女性も役員になることなどは貴重な経験になる。ぜひ一歩を。自信と誇りを持ってJAに提案をしてほしい」などとあいさつした。
JA全青協の柿嶌洋一会長は「コロナ禍で組織力の大切さを痛感した。今の時代は女性組織のみなさんの活動が求められている。現場の活動は実は大きな力を持っている。ともに難局を乗り越えて新しい時代に進んでいきたい」とあいさつした。
大会ではJA女性組織3カ年計画「JA女性 想いを1つに かなえよう」が発表された。「つながろう」「まもろう」「かかわろう」の3つの目標を掲げ、地域の消費者も含めたメンバーの拡大、食と農を守る活動、JAへの参画などを進める。
このほか、JA女性組織の活動体験発表や創立記念講演なども行われた。
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