労働者協同組合法が施行 アイデンティティの改定も JCA今年の7大ニュース2022年12月26日
日本協同組合連携機構(JCA)は、JCAや協同組合に関わる出来事から、2022年の7大ニュースを選んだ。トップには、10月1日に施行となった労働者の協同組織である労働者協同組合法をあげた。労働者が組合員として出資し、その意見を反映して自ら従事することを基本原理とする法人組織が正式にスタートした。
次いで協同組合のアイデンティティ(定義・価値・原則)の学習。協同組合のアイデンティティがICA(国際協同組合同盟)の1995年マンチェスター大会で定められてから4半世紀経過し、気候変動や食料問題など、競争組合をめぐる環境の変化から、改定の必要が唱えられている。改めてその学習を呼びかけている。他にJCA設立の主旨である協同組合間の地域間の連携強める活動などを挙げた。
7大ニュースは次の通り。
1、10月1日労働者協同組合法が施行
2、協同組合のアイデンティティ(定義・価値・原則)の学習がすすむ
3、協同組合間連携で地域課題を話し合う「ラウンドテーブル」がすすむ
4、みんなでつくる地域まるごとケアの実現~つながることで広がる可能性~"をテーマに第4回「協同組合の地域共生フォーラム」を開催
5、100回国際協同組合デー、各地でイベント開催
6、協同組合から初めて政府のSDGs推進円卓会議に参加
7、同組合研究誌『にじ』秋号で「戦争と協同組合」を特集
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