Maizeと業務提携 子実とうもろこしの生産、流通拡大を図る ホクレン2023年6月16日
ホクレン農業協同組合連合会は、子実とうもろこしの集荷・販売・保管などを行う株式会社Maizeと2023年6月1日付で、業務提携契約を締結したと発表した。
子実とうもろこしは昨今、水田転作作物の一つとして作付面積が増加しており、今後も自給飼料増産の観点から拡大が見込まれている。
北海道においては、作付面積は約1000ha、生産量はホクレン推定で約6500トンとされ、そのうちの約3000トンをホクレンが飼料原料として、指定原料ユーザー向けに取扱っている。
そのため、JAグループとして生産から販売・流通まで担う体制を早急に整備する必要性があった。一方で、JAやホクレンが自ら投資し体制整備を図るには、時間もコストもかかることが想定された。
Maizeは、北海道子実コーン組合員が生産する子実とうもろこし、および集荷委託される子実とうもろこしの集荷・加工・販売を担う会社として、北海道子実コーン組合員の有志が設立した会社。
取扱量は2022年産で5440トンであり、道内生産量のおよそ8割を占めている。ホクレンは、今回の業務提携により、すでに集荷、検査、保管等の機能とノウハウを有するMaizeの機能を活用し、令和5年産より流通の大半を占める飼料用途向けについて、低コストでの流通体制の実現を図る。また、北海道における子実とうもろこしの生産拡大と定着を後押しし、飼料の自給率拡大を目指す。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日