JALと農協観光 社員が但馬で農業研修2023年7月26日
農協観光と日本航空は社員を対象に兵庫県但馬地域で農業体験など合同研修を実施する。昨年7月に締結した業務提携契約の一環で8月2日、3日にたじまピーマンの収穫作業などを手伝う。
両社は第一次産業と地域の活性化に向けて農泊活用などによる人流の創出や、産地間交流による商流・物流の創出などに取り組んでおり、新しい地域連携拠点の第1号として「JJエリアセンター但馬」を今年4月に兵庫県豊岡市のJAたじま旅行センター内に設立した。

今回は両社の社員が農作業や環境保全の活動を手伝い、但馬地域が取り組む自然との共生活動について理解を深めるとともに、但馬の豊富な資源と魅力をどう発信すれば人流、商流、物流の創造につながるかを議論することが目的。
両社から6人づつ計12人が参加し、JAたじま職員による勉強会「コウノトリを育む農法」を受講するほか、「たじまピーマン」の収穫作業、コウノトリの餌場でもある「ハチゴロウの戸島湿地」の維持管理作業の体験、カントリーエレベーターやファーマーズマーケットたじまんまの視察などを行う。
「たじまピーマン」は地域の特産品で肉厚で柔らかく苦味が少ないという特徴があり、昨年度は10万5000本が栽培され京阪神を中心に約600tが出荷された。
農協観光は「現場を見ることによって、地域活性のため両社が今後どう連携していくかを考えるきっかけにできれば」と話しており、今後、第2弾も検討していくという。
重要な記事
最新の記事
-
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日 -
「農林水産業みらいプロジェクト」2025年度助成 対象7事業を決定2025年12月19日 -
福岡市立城香中学校と恒例の「餅つき大会」開催 グリーンコープ生協ふくおか2025年12月19日 -
被災地「輪島市・珠洲市」の子どもたちへクリスマスプレゼント グリーンコープ2025年12月19日 -
笛吹市の配送拠点を開放「いばしょパル食堂」でコミュニティづくり パルシステム山梨 長野2025年12月19日


































