名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
JA遠州中央豊田青年部は11月17日、スポーツの秋と食欲の秋にちなみ、「第8回キャベツ狩り選手権」静岡県磐田市で開催。同市で栽培面積が増加傾向にあるキャベツに親しんでもらおうために開かれ、参加者はキャベツにちなんだ3種類のゲームを楽しんだ。

抱えたキャベツで顔がすっぽり隠れた参加者
磐田市では、お茶農家などの複合経営の取り組みとしてキャベツの生産量が増えている。同イベントは、地元の名産品であるキャベツをより身近に感じてもらうために開催。今回は募集定員を大幅に超える参加希望者の中から、抽選で当たった38チーム約150人が参加した。
1種目の「1番重いキャベツ探し競争」では、畑の中からどのチームが1番重いキャベツを探し出せるかを競い、参加者は畑を歩き回りながら大きさや形などを真剣に見比べて選んだ。
2種目の「キャベツ重さ当て競争」は、キャベツの収穫重量を、国民1人当たりのキャベツ年間消費量である5.9kgにどれだけ近づけるかを競うもの。参加者は畑の中で大小さまざまなキャベツをよく見ながら重さを予想し、収穫した。

好成績が出て喜ぶ参加者
さらに、3種目はキャベツを2分間に1人でどれだけ抱えることができるかを競う「キャベツ抱え取り競争」。参加者は1個でも多く積み上げることができるよう工夫しながら載せていき、今回は28個のキャベツを抱えたチームが現れ、歴代最多記録を更新した。

キャベツ28個を抱える歴代最多記録を出した参加チーム
当日は、お揃いのユニフォームや自作のキャベツの帽子を被って参加するなど会場のキャベツ畑が大いに盛り上がる一日となった。
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