自民党農林部会、TPP反対を確認2013年1月8日
1月8日に開かれた自民党農林部会では、高市早苗政調会長が6日のテレビ番組でTPP交渉に参加してから撤退する可能性を示唆する趣旨の発言をしたことについて、出席議員から部会としての対応を求める意見が出た。
これに対して小里泰弘部会長(衆議院議員・鹿児島県4区)は「TPPについては反対の立場から共通認識を持って臨んでいきたい」と発言し部会としてこれを確認した。
小里部会長は部会終了後、記者団に対して「TPPについては農業だけの問題ではなく保険、医療、あるいは自動車を含めたいろいろな産業分野、食の安全、あるいは税理士、弁護士、公認会計士の仕事、著作権の問題などまで非常に多岐に渡って影響を及ぼす」と改めて強調した。
そのうえで「反対の立場から共通認識を持って臨んでいきたいと話したが異論はなかった」として部会として確認した、と述べた。
そのうえで、「懸念する声があることから、改めて(高市)政調会長と意見交換をしていきたい」と話した。
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