人・農地プランによる融資増える 日本公庫2013年5月17日
日本政策金融公庫農林水産事業は、農業・食品産業向けの融資をのばしている。5月16日に発表した。
平成24年の融資実績は1万1807件、3187億円。このうち、農業向けは2172億円で全体の7割ほどになる。
融資額は前年に比べて92億円増となり、2年連続で前年比増。2年連続で3000億円を上回るのは16年以来8年ぶりだ。
農業向け融資のなかで最も多く利用されているのは「スーパーL資金」で、4912件、1097億円だった。24年4月からは、政府がすすめる「人・農地プラン」を作成し、そのプランのなかで地域の中心的経営体に位置づけられた認定農業者がスーパーL資金を借りる場合、5年間は実質無利子化する制度を設けているが、これの利用事例は全国572市町村で3058件、651億円あり、「順調な滑り出しになった」としている。
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