米紛の魅力を児童に 超人シェフのスーパー給食2018年2月16日
東京都小平市教育委員会は、(公社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)と(一社)ChefooDoの協力の下、2月19日、同市内で、米紛を使った学校給食プロジェクト「超人シェフのスーパー給食」を実施する。
米穀機構は、わが国の食料自給率向上の観点から、米紛の需要開発などに取り組んでおり、その一環として、ChefooDoとともに「スーパー給食」を実施している。①米紛の良さを知ってもらう、②食材への知識、興味をもってもらう、③好き嫌いをなくすなどをテーマに「米紛を使った学校給食」を全国各地の小学校や中学校で展開中だ。
今回のスーパー給食は昨年8月に行われた小平市中央公民館での「米紛講習会」のレシピをアレンジし、小平市立学園東小学校で開催するもの。
当日は超人シェフとして名高い沢辺利男・東京栄養専門学校、実験実習
指導課長、食育活動推進担当)を招き、給食規定の範囲の中で、児童が残しがちな食材を取り入れながら、いま話題の食材である米紛を使ったメニューを作成。給食だよりを通じて、児童すべての家庭にグルテンフリー食材の米紛の魅力を伝える。
また一流の料理人が作る給食を食べてもらうことで、児童に食の大切さや楽しさを伝えるとともに、栄養教諭や学校給食調理人を対象とした実習と講演により、米紛への理解促進と給食の質の向上につなげる。
なお、沢辺氏は、フジテレビの人気番組「料理の鉄人」で4年間、裏方として番組を支えたことでも知られる。開催概要やメニューなどの概要は次の通り。
【開催概要】
○日時:2月19日(月)
○場所:小平市立学園東小学校(東京都小平市学園東町2-15-1)
○提供数:自校式で約400食を提供
○メニュー:
・米紛カリカリサラダ
・米紛肉団子スープ
・米紛黒みつ豆乳ゼリー
・その他(和風トマトごはんと牛乳。この2つは米紛は未使用)
○問い合わせ先:ChefooDo
○TEL:03-6273-0466
(関連記事)
・旬の仙台イチゴをPR 全農みのりみのるプロジェクト(18.02.15)
・格安米粉で無菌パック「生米粉麺」が登場(18.01.23)
・需要に応じたコメ生産に向け全国組織が発足(17.12.22)
・カルローズへの関心高める外食・中食業界(17.11.13)
・米粉新時代へ 団体が始動(17.05.26)
・米粉に用途別基準 来年度から-農水省(17.02.02)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日
-
新野菜ブランド「また明日も食べたくなる野菜」立ち上げ ハウス食品2025年7月11日
-
いなげや 仙台牛・仙台黒毛和牛取扱い25周年記念「食材王国みやぎ美味いものフェア」開催2025年7月11日
-
日本被団協ノーベル平和賞への軌跡 戦後80年を考えるイベント開催 パルシステム東京2025年7月11日
-
東洋ライス 2025年3月期決算 米販売部門が利益率ダウン 純利益は前年比121%2025年7月11日
-
鳥インフル 米バーモント州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月11日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月11日