フィンランドのシカを輸入停止2018年4月16日
農林水産省は4月13日、フィンランド共和国で起きたシカの慢性消耗病(CWD)の発生を受けて、同国からのシカ科動物とシカ科動物に由来する畜産物の輸入を停止した。
これは13日、フィンランドの野生ヘラジカでCWD(注)の発生が確認されたとの情報が同国家畜衛生当局から寄せられ、それを受けて輸入停止の措置を講じた。
ただし、同省によると、フィンランドからのシカ科動物と同科動物由来畜産物のわが国への輸入実績はこれまでなく、またCWDがわが国で発生したことも確認されていないとしている。
注:シカの慢性消耗病(CWD)とは、家畜伝染病である伝達性海綿状脳症(TSE)の一種で、シカ科動物に感染するプリオン病のこと。1967年に米国コロラド州で初めて確認され、過去に米国、カナダ、韓国、ノルウェーで発生している。
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