「知」の集積と活用の場シンポを十勝で開催2018年9月7日
農水省が推進する「知」の集積と活用の場・産学官連携協議会は、10月3日と4日に、とかちプラザ(北海道帯広市)でシンポジウム「十勝から発信!農業×技術×オープンイノベーションが拓く未来」を開催する。
同協議会は、他分野の技術やアイデアを柔軟に掛け合わせて農業現場の課題を解決し、革新的なビジネスに結び付けようと、フードバレー構想に取り組む食の最先端地域・十勝で、未来の食と農業について意見を交わす場としてシンポを開く。
農水省では、農林水産・食品産業の競争力を強化し、成長産業化を促進するため、農林水産・食品分野に他分野のアイデア・技術等を導入し、革新的な商品化・事業化に結びつける新たな産学官連携研究の仕組みとして、「知」の集積と活用の場を平成28年4月から推進している。協議会には、2500を超える企業や大学、研究機関等が参加し、そこで一定のテーマの下で共通の研究課題に取り組む「研究開発プラットフォーム」、その中から商品化・事業化に向けた具体的な研究を行う「研究コンソーシアム」が多数設立され、研究活動が行われている。
■日時
【シンポジウム】
日時:平成30年10月3日(水)14:00~18:15
場所:とかちプラザ
所在地:北海道帯広市西4条南13丁目1番地
【生産現場見学】
日時:平成30年10月4日(木)8:00~12:45
場所(予定):岡田農場(更別村)試験圃場、十勝さらべつ熱中小学校、鹿追町環境保全センターほか
■プログラム(予定)
【シンポジウム】
14:00 開会
14:10~14:40 活動報告
14:40~15:20 招待講演:「気象予測データが生み出す食品産業・農業イノベーションの可能性」 一般財団法人日本気象協会商品需要予測プロジェクトマネージャー 本間基寛
15:35~16:45 テーマ別ディスカッション:「知」の集積と活用の場の会員を交え「畑作」と「畜産」の2つのテーマを十勝地域の生産者が現場で感じている重要課題や将来ビジョン・ニーズと、それらを技術力で解決していく道筋について議論
17:00~18:15 ポスターセッション:農業関連の新技術や研究開発活動に関するポスター展示等による交流
【生産現場見学】
2コースより選定し、参加者がバスに同乗して生産現場等を見学
■参加定員
【シンポジウム】
100名程度
【生産現場見学】
50~60名程度
■参加申込要領
申込方法:FAX、電子メールまたは下記の専用申込フォーム
申込期限:9月27日
申込先:開催事務局 株式会社リベルタス・コンサルティング 五十嵐
FAX:03-3511-2162
メールアドレス:maff-session@libertas.co.jp
申込フォーム:シンポジウム 「十勝から発信!! 農業×技術×オープンイノベーションが拓く未来」 参加申込用サイト
FAX、電子メールで申し込みは「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会 シンポジウム「十勝から発信!農業×技術×オープンイノベーションが拓く未来」の開催についてからダウンロード
○問い合わせ先:農林水産技術会議事務局研究推進課産学連携室
○担当者:久納、山平、加藤
○TEL:03-3502-5530
(関連記事)
・十勝「開拓イズム」次世代へ 食料生産の基本忘れず(18.08.21)
・【北海道十勝農協連】小さな農協の大きな挑戦日本一の"農業王国"(1)(18.08.20)
・「5ポリス構想」を実現【今村奈良臣・東京大学名誉教授】(18.08.20)
・世界へ羽ばたく十勝農業(18.08.09)
・農研機構生研支援センターが川崎市に移転 農研機構(18.08.22)
・農業機械技術クラスターが始動!(18.05.24)
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日
-
JA愛知信連と高機能バイオ炭「宙炭」活用に関する協定締結 TOWING2025年5月2日
-
5月の野菜生育状況と価格見通し だいこん、はくさい、キャベツなど平年並み 農水省2025年5月2日
-
「ウェザーニュースPro」霜予測とひょう予測を追加 農業向け機能を強化2025年5月2日