遺伝子組換え作物を考える映画上映2018年12月3日
遺伝子組み換え作物を考える映画実行委員
会は12月14日に、遺伝子組換え作物に関する映画上映とパネルディスカッションをベルサール八重洲で開催する。
上映する映画は、「Food Evolution(フード・エボリューション)」というスコット・ハミルトン・ケネディ監督のドキュメンタリー映画の日本語字幕版で、日本での上映会はこれが初めてとなる。スコット・ハミルトン・ケネディ氏は、アカデミー賞ノミネート歴のあるドキュメンタリー映画監督で、ライター、プロデューサー、カメラマン、エディター。この映画の制作会社であるBlack Valley Films社の創始者である。
映画の内容は、ハワイのレインボーパパイヤやアフリカの遺伝子組み換えバナナなどの事例から、科学と市民による遺伝子組換えの議論を紹介し、今後我々はどうするべきかを問う内容となっている。
また、上映会後に行われるクロストークでは、科学者・生産者・消費者・学生らが「科学的事実をどう消費者に伝えるべきなのか、また消費者はあふれかえる情報にどう向き合うべきなのかなど」を議論する。登壇者は▽石田萌音(広尾学園高等学校医進・サイエンスコース2年生)▽市川まりこ(食のコミュニケーション円卓会議代表)▽小野寺靖(北海道北見市常呂町農業生産者)▽小泉望(大阪府立大学生命環境科学研究科教授)▽住吉美奈子(国立大学法人筑波大学プログラムコーディネーター)の各氏。
遺伝子組み換え作物は、1996年アメリカで世界で初めて商業化され、今では世界での耕作面積は1億8980万ha(日本の国土面積の約5倍)に達している。
上映は12月14日(金)15:00~17:00、東京都中央区八重洲のベルサール八重洲3階Room2で開催する。参加費は無料で定員は100名となっている。申し込みは以下のフォームから、期限は12月7日(金)まで。また、懇親会は17:00~18:30までで会費3000円。
【申し込みフォーム】映画「FOOD EVOLUTION」上映会参加申し込みフォーム
(関連記事)
・JA東とくしまでセミナー 新世紀JA研究会(18.11.22)
・遺伝子組み換え農産物でパブコメ実施(18.11.15)
・若手研究者5人を表彰 農水省(18.10.26)
・TPP11と日米TAG ダブルパンチで脅かされる食の安全【堤未果・国際ジャーナリスト】(18.10.01)
・提言・食料難の経験 きちんと伝える【鈴木 宣弘・東京大学教授】(18.07.20)
・遺伝子組換え作物栽培面積は1億8510万haに 国際アグリバイオ事業団(18.06.27)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日