農産物輸出、前年同月を上回る 10月 JETRO2018年12月25日
ジェトロ(日本貿易振興機構)は、2018年10月の農林水産物・食品輸出動向を12月13日に公表した。
政府は、農林水産物・食品の輸出額を2019年に1兆円突破させる目標を掲げているが、2012年以降増加傾向にあり、2017年までに8071億円に達している。
ジェトロは、10月の貿易統計で前年の同月より15.1%多い798億4158万円となったと発表。うち農産物が同18%増の538億円、林産物が同16.8%増の34億円、水産物は同8.6%増の227億円だった。
輸出額が多かった相手国は、1位が172億4000万円の香港で、前年同月比23.5%増。2位が129億2000万円の中国で同41.2%増、3位は110億の米国で同4.2%増だった。
1月から10月までの期間で比較しても、前年より15.2%増の7341億円で、農産物は同15.9%増の4570億円、林産物は同6.8%増の309億円、水産物は同15.0%増の2462億円と2018年も順調に輸出額を伸ばしていることが分かった。
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