チャバネアオカメムシの越冬量を公表 長崎県2021年2月19日
長崎県病害虫防除所は2月16日、果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ)の越冬量調査の結果を病害虫発生予察技術情報第7号で公表。今後の果樹カメムシ類の防除対策を呼びかけている。
チャバネアオカメムシ
1月20、27日に県内16地点の常緑広葉樹林の落葉を採集し、落葉下で越冬しているチャバネアオカメムシ成虫数を調査した。その結果、調査16地点の全てで越冬虫が認められず、越冬量は平年(0.38頭/㎡)より少なかった。
同防除所では越冬量と4月~8月上旬までのフェロモントラップ誘殺数とは関連がみられ、今年1月時点での越冬量が少ないことから、越冬世代の8月上旬頃までの発生量は平年より少ないと予想している。
ただし、この種を含む果樹カメムシ類の果樹園への飛来時期や飛来数は地域やほ場によって異なるとしており、同防除所の担当者は「今後の予察情報や病害虫防除所ホームページに掲載する果樹カメムシ類の発生推移を参考に、各園地での発生動向に注意してほしい」と呼びかけた。
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