欧米並みの所得補償を 令和の百姓一揆実行委、院内集会に150人余 3月30日にトラクターデモ2025年2月19日
農家、市民らで作る「令和の百姓一揆実行委員会」は2月18日、国会内で集会を開き、食と農を守るため、欧米並みの所得補償を柱とする政策転換を訴えた。被災地・能登、水田、野菜、果樹、畜産、酪農、有機農業の現場からの発言が胸を打った。3月30日には都心でトラクターデモを実施する。

令和の百姓一揆実行委の国会内集会には150人余が集まった(2月18日、衆議院第2議員会館)
実行委員長の菅野芳秀さん(山形の米農家)は「このままでは百姓も村もなくなる」との危機感から、①欧米並みの所得補償、②都市住民の食の安心、③食料自給率向上をめざし、3月30日のトラクターデモへの参加を呼びかけた。

発言する実行委員長の菅野芳秀さん(中央)
JAのとなどから報告
JAのとの藤田繁信組合長は田んぼやJA施設の被災を生々しく報告し、国に早期復旧と被災農家への所得補償を求めた。新潟の天明伸浩さん(水田)、千葉の越川洋一さん(野菜)、神奈川の長谷川壮也さん(果樹)、茨城の松崎泰弘さん(畜産)、千葉の金谷雅史さん(酪農)と下山久信さん(有機農業)が農業の危機的状況を現場から訴えた。
国会議員32人が参加

「生産者も消費者も日本の農業をもう1回われわれが食べていけるようにやろうじゃないか。どうだ、みんな?」
と問いかける元農相の山田正彦さん
院内集会には立憲民主党、公明党、れいわ新選組、共産党、社民党、参政党から国会議員32人を含め、150人余が参加した。
JA常陸の秋山豊組合長は会場から、「このままでは農村が崩壊し日本全体がダメになる。そのことを、トラクターデモで教えよう。みんなで気合を入れて、日本農業を盛り返そう」と呼びかけ、山田正彦・元農相も檄を発した。
3月30日はデモのあと総括集会
3月30日(日)は、東京の青山公園南地区・多目的広場14時集合で、トラクターデモの後、一般のデモも出発。17時30分から明治記念館で総括集会を開く。
クラウドファンディングに1044万円
実行委ではトラクターでも成功のため、クラウドファンディングも行っている。2月19日16:35現在、1192人から約1044万円が集まった。
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