小泉農水大臣 中野国交大臣に備蓄米の迅速な出庫と輸送を協力要請2025年5月28日
小泉進次郎農水大臣は5月28日に中野洋昌国交大臣を訪ね、備蓄米の迅速な出庫と輸送への関係業界への働きかけについて協力を要請した。
小泉農水大臣と中野国交大臣
小泉農水大臣からは、倉庫業者に対して「国の備蓄米を倉庫から指定先に配送する際、迅速で滞りなく出荷する」ことと、運送業者に対しては「備蓄米を配送するトラックが滞りのなく手配される」ことの2点について、所管の国交省からも働きかけを行うよう協力を求めた。
中野国交大臣は「備蓄米の供給は国民の生活や経済にとっても影響があり、最大限協力する」と応えた。また、すでに備蓄米の配送に関しては体制を作り、農水省のチームとも連携して「倉庫とトラックの業界団体に対して、迅速な対応をお願いしており、改めて要請したい」とした。
質問に答える小泉農水大臣
意見交換を終え、小泉農水大臣は記者団から「一般競争入札分と随意契約分の配送で優先度が変わるのか」と問われ、「すべての配送を随意契約分に切り替えてほしいぐらいだ」としながら、随意契約分は精米店やスーパー向けに配送される際には「大きなトラックではなく、街では軽貨物となるので、よりきめ細かい物流になることを想定しての(国交省への)要請」と答えた。
また、随意契約分の店頭の価格動向に対しては「安価というだけでなく、農家を思うからこそ消費者のコメ離れを避けたい」と強調した。
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