茶の新害虫チャトゲコナジラミの生物的防除など 報農会が24年度奨学研究課題決定2013年2月13日
公益財団法人報農会は2月6日、平成24年度農家子弟への奨学金贈呈審査委員会を開き、今年度の奨学生5人を決めた。
この奨学金は植物保護に関心を持つ農業後継者のうち、農業大学などで研究を行っている人々に贈られる。
今回で30回目となり、受賞者はのべ140人となった。受賞した5人は在籍大学の校長から奨学金10万円と賞状が贈られる。
受賞者と調査研究課題は次の通り(▽「研究課題」氏名・所属、敬称略)。
▽「雨除けキュウリ栽培におけるスワルスキーカブリダニを利用した害虫防除について」小林俊樹・福島県農業総合センター農業短期大学校園芸学科野菜専攻2年
▽「ダイズ栽培における中耕による雑草防除効果」友部孝紀・茨城県立農業大学校農学科普通作コース2年
▽「天敵にやさしい農薬を利用した茶の新害虫チャトゲコナジラミの生物的防除」廣田裕也・三重県農業大学校養成課茶業選考2年
▽「ブドウ若木『シャインマスカット』のフルメット液剤による果実肥大促進効果の検討」宮武貴大・香川県立農業大学校担い手養成科果樹園芸コース2年
▽「春作かぼちゃにおける有機栽培の可能性の検討」本多信之介・長崎県立農業大学校野菜学科2年
(関連記事)
・水稲除草剤、後期剤のニーズ高まる 報農会シンポジウム (2012.09.27)
・報農会が植物保護剤でシンポジウム 功績者表彰式も併催 (2012.07.12)
・IPMや環境にやさしいナス栽培など 農家子弟に奨学金 報農会 (2012.03.07)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































