米国当局がバイエルのモンサント買収を承認2018年6月1日
ドイツ・バイエル社は、米国司法省(DOJ)の反トラスト局から、5月29日に同社の米国モンサント社買収について条件付き承認をえたことを公表した。
米国当局の「条件」とは、「モンサントのバイエルへの統合は、BASF社への事業売却が完了した後、直ちに(統合の)実行が可能となる」というもので、バイエルは「約2か月以内になるものと期待」している。
「DOJの承認を受けたことによって、私たちは、農業分野におけるリーディングカンパニーを創造するというゴールに近づきます」とバイエルCEOのヴェルナー・バウマンは述べている。
まだ未承認国がいくつかあるようだが、EU、中国そして米国が承認したことで、よほどのトラブルがない限りバイエルのモンサント統合は実現することとなったといえる。
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