米国当局がバイエルのモンサント買収を承認2018年6月1日
ドイツ・バイエル社は、米国司法省(DOJ)の反トラスト局から、5月29日に同社の米国モンサント社買収について条件付き承認をえたことを公表した。
米国当局の「条件」とは、「モンサントのバイエルへの統合は、BASF社への事業売却が完了した後、直ちに(統合の)実行が可能となる」というもので、バイエルは「約2か月以内になるものと期待」している。
「DOJの承認を受けたことによって、私たちは、農業分野におけるリーディングカンパニーを創造するというゴールに近づきます」とバイエルCEOのヴェルナー・バウマンは述べている。
まだ未承認国がいくつかあるようだが、EU、中国そして米国が承認したことで、よほどのトラブルがない限りバイエルのモンサント統合は実現することとなったといえる。
(関連記事)
・バイエルの種子・農薬事業を追加買収 BASF(18.05.07)
・水稲主要病害虫に防除効果「ルーチンブライト箱粒剤」発売 バイエルクロップサイエンス(株)(18.04.04)
・モンサント買収をEUが条件付承認 バイエル(18.03.28)
・8月1日に社長交代 バイエルホールディング(株)(18.03.23)
・モンサント買収は18年第2四半期目途 バイエル(18.03.07)
・AI技術活用し農薬開発 モンサントとアトムワイズが提携(17.06.28)
重要な記事
最新の記事
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日
-
「Hiroshima FOOD BATON」食のイノベーションに挑戦する事業者を募集 広島県2025年5月1日
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日