新規殺虫剤「オキサゾスルフィル剤」農薬登録を取得 住友化学2021年4月22日
住友化学は、新規有効成分「オキサゾスルフィル」を含有する水稲育苗箱施用剤「アレス箱粒剤」と混合剤「スタウト アレス箱粒剤」の農薬登録を4月21日付で取得。同時に「オキサゾスルフィル」を含有する製品として、「稲名人箱粒剤」(協友アグリ)、「ブーン アレス箱粒剤」(クミアイ化学工業)が農薬登録された。
有効成分「オキサゾスルフィル」は、住友化学が2020年までに主要市場向けの登録申請を完了するパイプラインの一剤として独自に発明。既存の殺虫剤とは異なる骨格をもつ新規原体で、1成分で水稲の主要害虫であるコウチュウ目害虫、ウンカ類、チョウ目害虫に加えイナゴ類などに効果を示す。近年問題化しているウンカ類やイネドロオイムシなどの薬剤抵抗性害虫にも有効。また、環境保全型農業で、使える農薬成分数が制限される場面でも、生産者に貢献できる。国内での販売は2022年を予定。
住友化学の農薬事業は、環境負荷の低減に留意し、農作物の安定生産と、世界の人口増加に向けて食糧増産の要請に応えるため、食の安全と安心を守ることに取り組んでいる。今後は既存剤に加え、オキサゾスルフィルを含めた新たなパイプラインの開発により製品ラインアップを拡充していく。
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