離島の3分の1以上へ宅配 全国24生協2014年10月6日
日本生協連は、このほど生協の離島への宅配状況をとりまとめた。
生協の宅配事業では、買い物が困難な離島(有人島)に住む組合員に、フェリー運賃の一部を負担してもらうなどして、毎週商品を届けている。
今年9月29日に、島根県の生協しまねが隠岐の島への配達を始めたことで、北海道礼文島(最北端)から沖縄県波照間島(最南端)まで152島(全有人島の36.4%)を網羅した。実施生協数は24、利用者は毎週1万7000人以上となっている(表参照)。
このうち、みやぎ生協は2011年6月から東日本大震災の津波被害で買い物が困難となった塩釜市の3島へ順次配達を開始。現在は、これらの島を含む6島に実施している。
また生協コープかごしまは、1985年から離島への宅配を始め、現在は県内のすべての有人島25島に配達している。
(上の表をクリックすると、PDFファイルが開きます。)
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