和食文化の継承へ 和食会議が交流会 開催2015年11月25日
(一社)和食文化国民会議(略称:和食会議)は12月4日、港区赤坂で「全国和食連絡会議 第1回交流会『1204和食セッション』~次代に繋ぐ和食の集い~」を開く。また和食文化ブックレット第一期全10冊の1冊目となる「和食とは何か」を11月24日、発行した。
和食会議は和食をユネスコ無形文化財に登録申請したことをきっかけに、和食文化を次世代に伝えるため、その価値を共有する活動を行っている。
その取組みの一環として「和食文化ブックレット」第一期の1冊目を発行した。3か月に1回刊行する予定となっており、第二期も全10冊で発行する予定。
同会議は本年5月から「調査・研究部会」「普及・啓発部会」「技・知恵部会」と全国和食連絡会を発足し、活動を行ってきた。
そして今回、和食文化の保護などに取り組む会員以外の人とも交流を深めるため、イベントを開催することとなった。
【開催概要】
◎日時:12月4日 14時~16時30分
◎場所:三会堂ビル 9F 石垣記念ホール(東京都港区赤坂)
◎内容
・活動事例発表
「伝統の焼畑農業の持続的取組みについて」 山形大学教授 江頭宏昌氏
「おばあちゃんのレシピ(おせち編)」 40creations代表、TEDxTokyo yzスピーカー 中村優氏
「ミソガール発・手作りの即席味噌汁」 ミソガール・ジャパン味噌プレス編集長 藤本智子氏
「日本酒と郷土料理の保護・継承」 宮坂醸造株式会社 蔵元夫人 宮坂公美氏
「蔵囲い昆布とは」 株式会社奥井海生堂 代表取締役 奥井隆氏
「海士町の保護・継承への取り組み」 日本料理店「しち十二候」代表・総料理長 齋藤章雄氏
・登壇者とのワークセッション
【和食ブックレット概要】
◎監修者:和食会議
◎著者:熊倉功夫、江原絢子
◎発行所:(株)思文閣出版
(関連記事)
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