今年の天気を表す漢字は「雨」と「晴」 日本気象協会2020年12月8日
日本気象協会は、同協会所属の気象予報士のうち100人と一般として全国の500人へ「今年の天気を表す漢字」に関する調査を実施。気象予報士が選ぶ今年の天気を表す漢字は「雨」、一般への調査では「晴」が初の1位となった。
気象予報士が選んだ「雨」と一般が選んだ「晴」の色紙を手にする気象神社宮司の松井美加子さん
気象予報士で1位に選ばれたのは「雨」。2位に「穏」、3位に「暖」「暑」という結果になった。一般への調査では、1位が「晴」、2位「曇」、3位に「雨」と続いた。今年は、気象予報士と一般で1位が真逆になる結果となり、今年1年の天候に対しての印象が大きく異なる。「穏」が上位にランクインしたのは同調査開始以来初めてとなり、今年は12年ぶりに台風の上陸がなかったことが影響したと考えられる。
一方、一般への調査では、「晴」が初めて1位。今年は回答者の住まいの場所によっては気象災害が比較的少なかった印象を語るコメントが多かった。
気象予報士の1位「雨」を選んだ理由としては、「今年の天候を振り返って、印象が強く残っているのは令和2年7月豪雨だったため『雨』とした 」(東北支社所属20代男性)、「梅雨が長くしっかりと続き、各地での豪雨災害等も相次いだ 」(東京本社所属30代男性)など。また、一般の1位「晴」を選んだ理由は、「気持ちの良い天気が多かったような気がする」(沖縄県在住20代女性)、「北海道では大きな災害も無い1年だった」(北海道在住50代女性)など。
気象予報士と一般でそれぞれが選んだ「今年の天気を表す漢字」は、日本に唯一の「気象」の神社「気象神社(氷川神社境内)」でしたためられた。
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