極上の小豆島産オリーブだけを搾った美容オイル発売 井上誠耕園2020年12月8日
オリーブと柑橘の農園、井上誠耕園は、今年収穫したばかりの最上質なオリーブ果実から搾った「エッセンシャルオリーブオイル」を発売。井上誠耕園直営ショップと同社通販売サイトで販売している。

井上誠耕園産エッセンシャルオリーブオイル
「エッセンシャルオリーブオイル」は、日本の農業の生きる道を作るために生まれた化粧品。小豆島で育てるオリーブ果実の中でも最上質の果実のみを使い、国産オリーブの価値を最大限引き出している。
小豆島に初めて植えられたオリーブの品種であるミッション種のみを使用。この品種は、繊細な品種で虫や病気に弱く、立派な成木に育てるまで手がかかるが、三代目園主の井上智博さんは、どこか上品で素直に伸びる枝葉に惹かれ、あえてミッション種にこだわって栽培してきたという。
この品種は、小豆島産製品として販売している新漬けオリーブ、緑果オリーブオイル、化粧用オイルの3品全てに使われている。井上さんは「一つの品種を熟度や品質別に分けて多様に生かすことで、国産だからこそ叶えられる細やかな技術や品質の良さを発信していきたい」としている。
「エッセンシャルオリーブオイル」に使用しているオリーブは、「天成り果実」という木の天頂部で太陽の恵みをたっぷり受けて育った黒く熟した果実が中心。この果実は、木1本の収穫量からわずか10分の1しか収穫できない貴重な果実で、日本の農業の素晴らしさを伝えたいという想いが詰まった極上品。雨量は少なく、台風の被害がなかった今年は、状態がよく、ぷりぷりと身太りした、色づきの良い実ができた。さらに、そうして一つ一つの作業に手間ひまをかけた結果、今年の「エッセンシャルオリーブオイル」は、化粧品の基準となる酸価が1以下とされている中、同商品の酸価は「0.3」と非常に低い数値となった。
「井上誠耕園産エッセンシャルオリーブオイル」は30mLで1万1000円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日 -
GREEN×EXPO 2027の「日本政府苑」協賛を募集 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月26日 -
初の殿堂入り生産者誕生 産直アプリ「ポケットマルシェ」2025年生産者ランキングを発表2025年12月26日 -
災害時の食の備えを支援 新サイト「食の備え BOSAI」公開 コープこうべ2025年12月26日 -
直営7工場で2026年元日一斉休業を実施「働き方改革」を推進 サラダクラブ2025年12月26日


































