コロナ禍で帰省困難な学生への支援プロジェクト開始 トラストバンク2020年12月9日
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクは12月8日、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)で、コロナ禍の帰省自粛で苦しむ学生たちに支援物資を届ける「帰省困難学生支援プロジェクト」を始めた。帰省自粛をしている学生を支援するための寄付を募る特設ページを開設。山口県田布施町、鳥取県大山町の事業を始め、今後、全国自治体に参加を呼びかける。

同プロジェクトは、ふるさと納税を通じて、親元を離れて生活している学生に地元の特産品など温かい支援物資を送る。広域連携GCFの仕組みを活用し、帰省自粛中の学生を対象に支援物資を届ける事業を展開する自治体を特設サイトにまとめた。
現在、帰省を自粛している学生の中には、新型コロナウイルスの影響によるオンラインでの授業やサークルの自粛など友達との交流機会が減り、アルバイトなどの収入も減るなど精神的なサポートに加え、経済的な支援も必要となっている。
ふるさと納税の制度は、地方で生まれ、その自治体から医療や教育など様々な住民サービスを受けて育った人が、進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税することで生じる地方と都会の税収の格差を是正する目的で創設。また、最近では、ふるさと納税の寄付金を中高生の教育に活用するクラウドファンディングのプロジェクトや、中高校生がふるさと納税の返礼品の開発に関わるなど、多くの自治体が若者の人口流出を解決する策として、学生に関わるふるさと納税の取り組みを実施している。 今回のプロジェクトでは、寄付者は、生まれ育った、または応援したい地域に寄付することで同じ出身地の学生を支援できる。また、自治体は、地元を離れたその地域出身の学生に対して、特産品など地域の品々や支援者の温かい想いを届けることで学生が"地元愛"を深めるきっかけをつくり、寄付者と学生が"ふるさと"に思いを馳せる機会や自治体との繋がりを持つことで再び地元に戻ってくるUターン人口の増加をめざす。 GCFは、お礼の品ではなく"使い道"から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディング。自治体は、地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集める。一方、寄付者は地域支援の想いで寄付をするため、交流・関係人口にもつながる仕組みとして注目されている。
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