中国で日本酒専門WEBメディアを創設 SAKETIMES×Inagora2021年4月8日
日本酒に特化した事業を展開する(株)Clearは、中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するInagora(株)と提携。Clearが運営する日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」に、Inagoraが中国で展開する日本酒専門WEBメディア「清酒指南」を創設する。

「清酒指南」は、中国で日本酒ニーズが高まり、輸出額が伸びる中、SAKETIMESの豊富なコンテンツとInagoraの情報の越境に関するノウハウを活かした中国に適したメディア媒体をめざす。SAKETIMESの記事コンテンツをベースに、動画やライブなど中国SNSに最適化したフォーマットに置き換え、独自の情報を追加した形で中国消費者が求める情報を配信する。
財務省が発表した貿易統計によると、2020年の日本酒の輸出額は241億円に達し、前年比0.31%増で、11年連続で増え続けている。特に、中国市場は増加傾向が顕著で、日本酒の輸出額は前年の15.8%増となっており、日本国内の飲食店消費が落ち込む中、中国での日本食レストランの増加を追い風に輸出を伸ばしている。
一方、中国では日本酒に関する幅広い情報を紹介する専門メディアが存在しないため、日本酒に関する正しい情報が不足。中国でも巣ごもり需要が増え、健康志向が高まる今、日本食の浸透や過去のインバウンドの効果により、日本酒へのニーズや関心が高まっている。
その第一歩として、日本酒に関する情報発信のため、日本酒の魅力を中国現地の消費者に伝える専門メディア「清酒指南」の運営を開始。日本国内最大の日本酒専門WEBメディアである「SAKETIMES」のコンテンツをベースに情報を発信する。
SAKETIMESは、月間約55万人が訪れる日本酒専門WEBメディア。日本酒の"伝え手"として、酒蔵の紹介や杜氏・蔵元へのインタビュー、注目銘柄のレビュー、イベントのレポート、飲食店や酒屋の紹介、酒器やペアリングなどの楽しみ方、専門用語の解説など、日本酒体験を豊かにする、あらゆる情報を配信している。
SAKETIMESの豊富なコンテンツに加え、Inagoraは、中国消費者が求める独自の情報も追加し、中国独自のSNSに対応。情報フォーマットを記事・画像・ショート動画・ロング動画・ライブなど多様な形態に最適化して配信し、中国の消費者に奥深い日本酒の世界を正しく伝えていく。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































