HISと山形市が連携協定締結 山形の観光と農業振興で地方創生を推進2021年9月2日
株式会社エイチ・アイ・エスと山形県山形市は9月1日、アフターコロナにおける観光消費拡大を促進するため、観光と農業の振興による地方創生の推進に関する連携協定を締結した。
連携協定を結んだHIS訪日旅行本部本部長 簾藤眞太郎氏、同取締役専務執行役員 中森達也氏、
山形市長 佐藤孝弘氏、山形市副市長 井上貴至氏(左から)
山形は、開湯1900年の歴史を持つ「蔵王温泉」や、併設する日本最大のスキー場として知られる「山形蔵王温泉スキー場」は、樹氷なども楽しめ、世界的にも観光地として有名。また、「つや姫」や「雪若丸」などブランド米をはじめ、「さくらんぼ」や「西洋なし」など果物や野菜など、農作物が全国でも有数の生産・収穫量を誇る。
同協定では、HISと山形市が、訪日外国人旅行者の誘致を強化するため、山形の観光と・食の魅力を国内外に発信。国内旅行の需要回復と、持続的に魅力ある地域の活性化をめざす活動を推進する。
HISは、海外61か国に展開する同社の集客・送客機能と、これまで事業を通じて培った経験を活かし、山形市の観光と農業の振興に向けて、地域の様々な課題解決に取り組んでいく。また、HISグループの新規事業の挑戦として、農業プロジェクトを発足。今後の事業化へ、山形の農業が抱える課題解決・活性化に向けて新しい時代にふさわしい農業の構築をめざす。
◎本協定の目的
HIS、山形市が相互に連携を図り、双方の保有する資源を有効に活用することにより、山形市における観光及び農業の振興による地方創生に貢献する。
◎本協定の連携事項
(1)観光の振興及び山形ブランドの発信に関すること
(2)山形ブランドの発信及び観光振興に関すること
(3)山形市産品の販路拡大に関すること
(4)農業の活性化に関すること
(5)その他地方創生の推進に関すること
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