宅配時に資源返却でポイントゲット 23日から受け付け開始 パルシステム2024年9月17日
パルシステム連合会は9月23日、宅配時に牛乳パックなどのリサイクル資源やリユースびんなどを返却すると、買い物で使用できるポイントが付与される申請の受け付けを開始。毎週の宅配利用で資源循環による環境負荷軽減に貢献でき、家計のプラスになる。
宅配時に回収するリサイクル資源は、牛乳やジュース、ヨーグルトの紙パック、卵やミールキットの紙製容器、商品カタログやチラシの紙類、商品のまとめ袋や米袋のプラスチック類など。調味料などのびん類も回収し、洗浄して再使用する。利用者がこれらの返却に協力し、商品注文時に申告すると、1週当たり1ポイントを付与。1ポイントは1円分としてカウントされ、買い物の利用代金や募金、景品交換にも使える。
これまで、宅配時に渡すだけでできる環境活動として参加を呼びかけていた資源回収にポイントを付与することで、更なる周知と参加の拡大を図る。
宅配時の資源回収の仕組みは、30年以上前から始まった。牛乳パックの回収は、1990年に利用者の要望で発足したプロジェクトにより実現。メーカーの協力でオリジナル商品のトイレットペーパーやティッシュペーパーを開発し、原料として活用している。
使用後のびんの回収は、1994年に4生協とともに発足させたびん再使用ネットワークが商品のびんの規格を統一し、共同で再使用するリユースびんの仕組みを構築した。年間1300万本供給する商品のうち約1000万本が回収され、再度商品に使用している。
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