「フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2024」最優秀賞はJA愛知みなみ赤羽根洋花部会 大田花き2024年11月19日
国内最大級の花き卸売会社の大田花き(東京都大田区)は、2024年のトレンドを反映する花を発表。国産と輸入品を合わせ7万点以上の候補の中から、2024年のトレンドを反映する花5つとその生産者が「フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA」として選出された。
コロナ禍以降、久しく続く品薄を反映して、定番品目からの入賞が目立つ。また、昨今の酷暑対策と品質を維持しながら出荷数量を増やすなど、量と品質との両方を確保した生産者が受賞した。ファッションでもトレンドとなっているペールトーンやくすみカラーは、花きの人気トレンドとしても引き続き人気となった。

最優秀賞のキク「クラシックココア」と優秀賞のバラ「オール4ラブ+」
最優秀賞は、JA愛知みなみ赤羽根洋花部会ALL4MUM(オールフォーマム)のキク(マム)で「クラシックココア」が選ばれた。全国随一の花き大生産地である愛知県は、国内4割を占めるキクの生産においても草分け的存在。同部会は、老舗大産地でありながら伝統にとらわれず、クラシックココアという大正ロマンを思わせるレトロで新しいキクをプロデュースしたことで、マーケットを驚かせた。丁寧なつくりと品質に定評がある。
優秀賞は、栃木県の齋藤武氏のバラ「オール4ラブ+」が選出。齋藤氏はバラ生産50年で、昭和後期から日本の切バラ生産を牽引してきた。国産バラのスタンダードを引き上げながら、「国産バラは上質」という現在の常識を作り上げた。
このほか、特別賞は、リンドウ「安代のはごろも」(JA新いわて八幡平花卉生産部会・岩手県)、「ミモザアカシア」(榎本バラ園 榎本雅夫氏・千葉県)が選出。また、新商品奨励賞に、ヒマワリ「ダージリン」(山田容礼氏・千葉県)が選ばれた。

特別賞のリンドウ「安代のはごろも」(左) 特別賞の「ミモザアカシア」(中央)
新商品奨励賞のヒマワリ「ダージリン」(右)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(1)2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(2)2025年12月16日 -
全中 新会長推薦者に神農佳人氏2025年12月16日 -
ひこばえと外国産米は主食用供給量に加えられるのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年12月16日 -
米トレサ法で初の勧告措置 「博多天ぷら たかお」が米産地を不適正表示2025年12月16日 -
鳥インフルエンザ 兵庫県で国内7例目を確認2025年12月16日 -
「第3回高校生とつながる!つなげる! ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデア決定 農水省2025年12月16日 -
「NHK歳末たすけあい」へ150万円を寄付 JA全農2025年12月16日 -
米の流通に関する有識者懇話会 第3回「 研究者・情報発信者に聴く」開催 JA全農2025年12月16日 -
【浅野純次・読書の楽しみ】第116回2025年12月16日 -
北海道農業の魅力を伝える特別授業「ホクレン・ハイスクール・キャラバン」開催2025年12月16日 -
全自動野菜移植機「PVZ100」を新発売 スイートコーンとキャベツに対応 井関農機2025年12月16日 -
Eco-LAB公式サイトに新コンテンツ開設 第一弾は「バイオスティミュラントの歴史と各国の動き」 AGRI SMILE2025年12月16日 -
国内草刈り市場向けに新製品 欧州向けはモデルチェンジ 井関農機2025年12月16日 -
農機の生産性向上で新製品や実証実験 「ザルビオ」マップと連携 井関農機とJA全農2025年12月16日 -
農家経営支援システムについて学ぶ JA熊本中央会2025年12月16日 -
7才の交通安全プロジェクト 全国の小学校に横断旗を寄贈 こくみん共済coop2025年12月16日 -
北海道上川町と未来共創パートナーシップ協定を締結 東洋ライス2025年12月16日


































