全区画温度可変式で幅広いニーズに対応 冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正Ⅱ」着工2025年2月20日
三菱地所、農林中央金庫、JA三井リース建物、東銀リースの4社は、大阪市大正区鶴町一丁目で推進してきた「(仮称)大阪市大正区鶴町冷凍冷蔵物流計画」について、プロジェクト名称を「ロジクロス大阪大正Ⅱ」とし、1月20日に着工した。延床面積約4万5430㎡・地上4階建・全区画温度可変式のマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設で、2026年10月末竣工を予定している。
「ロジクロス大阪大正Ⅱ」外観イメージ
冷凍冷蔵食品や医薬品等の低温度帯の保管ニーズが年々増す中、既存の倉庫は老朽化が進み、建て替えや拡充が求められてる。一方、これまで冷凍冷蔵物流施設は荷主企業による自社所有開発が主流だったが、急激な建築費の高騰、建て替え時の荷物の一時的な保管場所が確保できないことなどが要因で、自社開発が困難な状況となっている。
こうした課題に対し、マルチテナント型冷凍冷蔵物流施設を供給することで、初期投資を抑えた迅速な拠点立ち上げや、既存施設建て替えまでの一時利用ニーズに対応する。また、同物件は全区画温度可変式(-21℃(一部-27℃)~+5℃)とすることで、絶え間なく変化する物流網に柔軟かつスピーディに対応できる。
「ロジクロス大阪大正Ⅱ」においては、多くの物流施設開発・運営実績を持つ三菱地所と食農関連企業を中心としたステークホルダーの発展を多角的に支える農林中央金庫、冷凍冷蔵物流施設で実績を持ち不動産領域で高付加価値サービスを提供するJA三井リース建物と東銀リースが協働。物流業界の様々なニーズに向き合い、社会課題の一つとなっている低温物流網の持続・発展につなげる。
◎「ロジクロス大阪大正Ⅱ」特徴
①大阪港・関西消費地へ好アクセス、動物検疫所指定倉庫・保税倉庫としても利用可能な好立地
②全区画温度可変式【-21℃(増強区画-27℃)~+5℃】を採用、柔軟かつ継続的な営業をサポート
③太陽光、自然冷媒など環境に配慮、『ZEB』『CASBEE』最高ランクを取得予定
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