健康増進へ野菜摂取レベルなど競う企業対抗企画 タキイ種苗が優勝2025年3月7日
オムロン ヘルスケアとカゴメを含む「野菜摂取推進プロジェクト」の賛同企業8社は1月14日~2月10日の4週間、企業対抗「健康習慣プロモート企画」を実施。その結果、タキイ種苗チームが総合優勝となった。
総合順位
同企画は、自社従業員の健康維持・促進を目的に、各社の有志従業員を募り、野菜摂取レベルの測定と血圧測定、活動量(歩数)測定を通じて、自分の健康状態を知り、あらためて考えなおす機会とすることを目的に実施された。
参加企業は、旭化成ホームプロダクツ、ANA X、オムロン ヘルスケア、全国農業協同組合連合会(JA全農)、タキイ種苗、日本電気株式会社(NEC)、ヤンマーマルシェ、カゴメの8社。1社当り7~10人の有志従業員が参加し、①カゴメの推定野菜摂取量測定機「ベジチェック」を毎週1回測定し記録、②オムロンの血圧計で1日2回(朝と夜)測定し記録、③オムロンの活動量計で、毎日計測し記録、④野菜飲料を毎日の食生活に取り入れる、⑤事後アンケートで意識の変化を把握、の5項目を実施した。
事後に行ったアンケートでは、参加者の93%が「食習慣が変わった/野菜を摂る量が増えた」、73%の人が「この企画に参加して、継続的に血圧を測ろうと思った」と回答。健康測定機器での測定が意識変容と行動変容につながることをあらためて確認した。
内容別順位 ①野菜摂取(ベジチェックスコアの上昇率)
内容別順位 ②血圧測定(血圧測定回数 ※1日2回朝晩を上限)
内容別順位 ③活動量計(歩数 ※1人平均)
<事後アンケート結果>
■食生活について
・食生活意識の改善(この企画に参加してもっと野菜をとろうと思った人)90%
・食生活行動の改善(この企画に参加してもっと野菜をとるようになった人)93%
・参加者全員の平均ベジチェックスコアは、5.98から6.92に上昇し、推定野菜摂取量は、300gから350gに増加。
(参加者の声)
・緑黄色野菜を意識して、購入し、食べるようになった。
・参加者同士で野菜のおいしい食べ方を共有し合い、メニューバリエーションを増やした。
・お弁当でも野菜が多いものを選んだり、サラダや野菜飲料を追加したりするようになった。
■血圧測定について
・血圧ケア意識の改善(この企画に参加して、継続的に血圧を測ろうと思った人)73%
(参加者の声)
・毎日朝晩測ることで、朝の数値が高いことに気が付いた。健康診断の時だけ測定するのでは、リスクを見逃す可能性があると実感した。
・ストレスのかかる仕事が近づくと血圧が上がることに気が付いた。
・自分の血圧を知り、記録、グラフ化することで、血圧を知る・自分の体を知るのが楽しいと思った。
■運動習慣について
・これまでは歩くことが億劫だったが、活動量計をつけることで、歩数のカウントがモチベーションになり、ゲーム感覚で歩くことを楽しむことができた。
・毎日散歩に出かけたり、休日もあえて外出したり、活動的に生活するようになった。
■企画全体を通して
・良く動いたので腰痛や肩こりが減り、疲れにくくなった。
・便通やお肌の調子が良くなった。
・体に良いことをしていることを実感して、気分が良くなった。
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