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日本初「南三陸イヌワシ野生復帰プロジェクト実施計画書」策定 NACS-J2025年7月18日

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日本自然保護協会(NACS-J)と南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会(宮城県南三陸町)は、動物園で生まれたイヌワシを、南三陸地域で野生下に復帰するため『南三陸イヌワシ野生復帰プロジェクト実施計画書』を策定。同計画は、種の保存法の規定に基づき、国のイヌワシ保護増殖事業計画に適合している旨の認定を環境大臣から受けた。同計画について説明するフォーラムが7月30日、南三陸町で開かれる。

日本初「南三陸イヌワシ野生復帰プロジェクト実施計画書」策定 NACS-J

同計画は、2023年8月に設置した専門家を含めたワーキンググループによって、国内外のガイドラインに則り、①野生復帰の必要性の検討・評価、②野生復帰の実施可能性の検討・評価、③実施計画、をとりまとめたもの。今後、2026年6月頃に予定している、動物園で生まれたイヌワシの第1回目の野生復帰に向けて本格的に準備を始める。

同計画は、2029年までに3回の野生復帰を予定。併せて、2014年から10年以上に渡って取り組んできた、イヌワシが狩りをすることができる環境の再生を継続して実施する。

イヌワシは、環境省第4次レッドリストの絶滅危惧ⅠB類の絶滅危惧種。かつて、南三陸地域に4つがいが生息していたが、2009年以降次々に消失し、現在はつがいが確認されていない。全国的にも、生息環境の悪化等による分布域の縮小、繁殖成功率の低下及びつがい数の減少が確認されているなど、安定的な存続が危ぶまれている。

同計画で実施するイヌワシの野生復帰は、日本初の取り組み。野生復帰技術の確立や、イヌワシの生存率・分散についての知見の蓄積、イヌワシ個体群の補強など、イヌワシの保全を進めるための多くの重要な成果が期待できる。

また、東日本大震災以降、南三陸地域では、自然環境の保全を重視した地域づくりを推進。イヌワシの生息環境再生も、官民の森林管理者が連携して地域の林業振興や多様な森林利用の推進と併せて取り組んできたもので、同本計画は、生物多様性の回復と同時に、地域産業の振興を目指す日本のネイチャーポジティブの実現に寄与する取り組みとなる。

◎「南三陸イヌワシ野生復帰フォーラム~イヌワシ・アゲイン!野生復帰への挑戦」開催概要

日時:7月30日18:30~20:30
場所:マチドマ(南三陸町役場1F)
主催:南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会、公益財団法人日本自然保護協会
共催:南三陸町、南三陸町教育委員会
発表者:鈴木卓也(南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会会長)他
参加費:無料、事前申込不要

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